紙は、植物の繊維で作られています。原料の大部分には、比較的安価で大量に入手可能な、木材の製材時に出る残材、製材には不向きな細い木や曲がった木などの天然林低質材、間伐材、廃材を利用しています。用途によって、亜麻やコットン、ケナフなどの”草”も使用されます。
紙の原料「バージンパルプ」は、製造法の違いでさまざまな個性の紙に仕上がります。
木材パルプには、木材を機械で砕いて得る”機械パルプ(メカニカルパルプ・グランドパルプともいう)”と、化学処理して得られる”化学パルプ(ケミカルパルプ)”があり、用途により使い分けられています。
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