泉紙業株式会社 パルプとは?

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■パルプとは?


 紙は、植物の繊維で作られています。原料の大部分には、比較的安価で大量に入手可能な、木材の製材時に出る残材、製材には不向きな細い木や曲がった木などの天然林低質材、間伐材、廃材を利用しています。用途によって、亜麻やコットン、ケナフなどの”草”も使用されます。

 紙の原料「バージンパルプ」は、製造法の違いでさまざまな個性の紙に仕上がります。

 木材パルプには、木材を機械で砕いて得る”機械パルプ(メカニカルパルプ・グランドパルプともいう)”と、化学処理して得られる”化学パルプ(ケミカルパルプ)”があり、用途により使い分けられています。

パルプの原料 木材チップ 針葉樹
パルプの原料 木材チップ 広葉樹
機械パルプ
科学パルプ
作り方
木材を機械ですり潰し、漂白。繊維とリグニンが、混ざった状態でパルプを作る。

原料は主に針葉樹を使用。

化学薬品と熱を加え煮て、木材からリグニンを溶かし、セルロース繊維だけを取り出しパルプを作る。

製造工程時の廃液”黒液”は、燃料として再利用されている。

原料には針葉樹・広葉樹の両方を使用。漂白していない茶色いものが”未晒パルプ”、漂白した白いものが”晒パルプ”。

特徴
繊維のまわりのリグニンはほとんど残り、繊維は短く切られている。 繊維のまわりのリグニンは取り除かれ、元の繊維の長さを保っている。
品質
強度は弱く、日に当たるとリグニンが紫外線に反応して変色する。

嵩のある紙ができる。

長期保存には向いていない。

強度があり、表面のなめらかな紙ができる。

長期保存に向いている。

価格
安い 高い
用途
新聞用紙、書籍本文用紙など。 印刷用紙、梱包用紙など
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